僕は見習いナチュラリスト WEB編

日々の自然観察で気付いたこと、サファリの回想録など

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

サバンナとは?

気候としてのサバンナ

ケニアは赤道地方としては珍しく降水量は少なく、年に2回ずつの明瞭な雨季と乾期があります。


雨季と言っても一日中雨が降ることは少なく、夕方の短時間に大量の雨が降り(スコール)普段は乾燥しています。

乾季に入ると雨がまったく降らなくなり、風の強い乾燥した日が続きます。


年間を通して空は鮮明ですが、乾季の終わりには埃による薄いもやが入ります。


世界的な気候変動により、近年では雨季・乾季がはっきりしなくなったといわれています。


DSC_1500.jpg




マサイマラのおおまかな季節


1~2月   「暑い乾季」

3~6月   「長い雨季」

7~9月   「寒い乾季」

10月~12月「短い雨期」

 

年間降雨量、平均1,000~1500mm

(マサイマラ保護区西部は東部より多くの雨が降る)

サバンナは1年を通じて大きな温度変化はありません。

もっとも暑い1月と、もっとも寒い7月の平均気温の差は、1日の昼と夜の温度格差の内に入ってしまいます。


DSC_0014.jpg



植生としてのサバンナ


地質学、植物学的にサバンナとは熱帯の草原で、草が主体となり密生している場所に木が散生している状態です。


東アフリカのサバンナではイネ科やカヤツリグサ科の草が主体ですが、決して種類は多くありません。場所によっては1種類のみで土地を優占してしまいます。


散生した樹木はアカシアなどのマメ科が主体です。

サバンナには水の無い乾季があり、また土壌も痩せているので多種の植物の育成を困難にしています。


DSC_0779.jpg




動物がいなければ維持できない草原


サバンナは微妙なバランスで成り立っています。

広がる大草原は植物遷移(その土地の環境状況における最終的な植物相)の途中段階にあるといわれ、降水量などの条件がよければ森に移行するそうです。


しかし実際は多くの草食獣が住むこの地域では草や木の芽は次々と食べられ、踏みつけられることによって草原がやがて森へ変わるのを防いでいます。


乾季には雨を伴わない雷が起こり自然火災を発生させ、樹木の新芽の発育を拒みます。さらにマサイ族などの牧畜を営む人々の生活も草原がずっと草原でいられる術を作っていると言えます。


DSC_1338.jpg


 


 



 

 



スポンサーサイト

テーマ:自然科学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2008/06/26(木) 19:32:52|
  2.  サバンナとは

カテゴリー

はじめに (2)
●日々の自然観察 (76)
いず散策 (20)
日本各地 (19)
やえやま記録 (36)
サファリツアー記録 (33)
ケニア散策記録 (22)
●カカメガフォレストについて (2)
 カカメガフォレスト記録 (65)
●マサイマラ国立保護区 (1)
 サファリについて (1)
 サバンナとは (1)
 サファリの持ち物 (2)
著書ライティングノーツ (12)
ワイルド・ホライズン (6)
●ネイチャー旅行記 (87)
中米旅行 (41)
マダガスカル (8)
東南アジア (13)
ガラパゴス (6)
アマゾン各地 (13)
ギアナ高地 (4)
ブログ管理者経歴 (1)
講演・講座の記録 (31)
未分類 (0)

アルバム

プロフィール

naturanger

Author:naturanger
名前:加藤直邦
職業:サファリガイド
出身:伊豆
趣味:放浪
連絡先:
naturanger@gmail.com

リンク

最近の記事

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。